アウクスブルク (Augsburg)
偉大な歴史の輝き
大太鼓の響きのようなアウクスブルク。誇り高く、力強く、いつまでも聞こえる残響。2000年前、ローマ人によって建設された都市は、華麗な記念碑と共に、偉大な過去を語ってくれます。 最も有名な名所は、大富豪の商人で金融業を営んでいたフッガー家に因んだ施設です。アウクスブルクで巨大な交易帝国を築いたフッガー家は、世界で初めての福祉住宅「フッゲライ」を設立しました。
19世紀の産業界をリードしていた時代を思い起こさせる産業建築群も印象的です。工業化の中心地だったアウクスブルクには、欧州全土にとって貴重な産業文化の遺産が保存されています。中でも、現代芸術の美術館・博物館3館の統合である5階建ての梳毛糸紡績ガラス堂(Glaspalast der Kammgarnspinnerei)は代表的な文化財です。また、すぐ近くには、国立繊維産業博物館「tim」があります。

アウクスブルクとの出会いでのおすすめ:
「光とガラスの宮殿」である歴史的なクアハウス劇場で、喜劇、軽歌劇、バラエティーショーなどを楽しまれた後の甘い締め括りは、プラムのパイ「アウグスブルガー・ダッチ(Augsburger Datschi)」