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© Bjoern Rudek

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ビール純粋令

1516年から今日までの非凡なビール生産

http://www.historicgermany.travel/assetimage_56604de37483d3571d000002_100h72.jpg醸造の歴史は、遅くとも紀元前2000年頃から700年頃に終わったと考えられている後期青銅器時代まで遡り、ドイツでも古くから伝わる技です。古代ドイツ人が醸造法を発明したわけではありませんが、ドイツ人はおそらくビールを初めて醸造したヨーロッパ人です。そして1516年には、「ビール醸造には、大麦、ホップ、水以外の成分を用いてはならない」というドイツのビール純粋令の厳守によって、品質が保証されたドイツビールの時代が幕を開けます。1516年まで、最も優れたビールを提供していたのは、ギルドの規則を遵守していた北ドイツ地方の醸造者でしたが、「ビール純粋令」によって一変します。バイエルン人がビールの品質を急激に向上させ、北ドイツのギルドの品質を超えたと評価されることもありました。しかし同時に、醸造業の拡大に伴い、粗悪なビールを販売して、大酒飲みの懐の金で安易な大儲けを図る悪徳業者が数多くいたことも事実です。2016年はビール純粋令の公布から500周年という記念すべき年になりまWürzburger Hofbräu Beer ©HHoGすが、このビール純粋令がビールに関する最初の法律というわけではありません。バイエルン州の都市であるアウグスブルクは、早い時期からビールの悪徳醸造者に対する措置を講じていました。すでに1143年に、アウグスブルクは純粋令に匹敵する最初の法律を発効していたのです。当地の自治体法には、1156年から、低品質のビール醸造を行ってはならないことが明記されています。ドイツの文化圏の中でも、アウグスブルクは品質を保った最古の醸造会社の証が残っている典型的な都市です。アウグスブルクには、今日でも大きな醸造所がまだ4社あります。1386年に創立した「リーゲレ (Riegele)」は世界最古の醸造所のひとつです。

14の古都